(簡易)形態解析とマルコフ連鎖を利用してどんな悩みにもクールに答えるBOTをつくってみました。名前は「村上マルコフ」です。
村上マルコフBOOK1
サイト下部にある入力欄よりお悩みを入力して下さい。「村上マルコフ」がどんな悩みにも答えます。こんな感じです。
「あなた > 人はなぜ物語を欲するのか?」
「村上マルコフ > きみもいいの反動が、恥ずかしさみたいことです。」
うん?何となく分かったような。全然分からないような…。
「あなた > 戦争の不安について」
「村上マルコフ > ちょうどアメリカは痛みを書くコツは決しておいていくかというのような難儀なのと疑似体験されても、いろんなことありありません。」
そ、そうですかあ。
マルコフ連鎖
「マルコフ連鎖」…。ロシア語に何故か中二心をくすぐられるのは私だけでしょうか。しかもその根幹となるのが、
「次の状態は過去に依存するのではなく現在の状態によってのみ決まる(マルコフ性)」
と言う理論です。なんか自己啓発セミナーでも使えそうな理論ですね。このマルコフ性を利用して形態素(言葉の最小単位)を組み合わせていきます。
そこら辺は前回記事「TinySegmenterでマルコフ連鎖。」でまとめてみました。
Webで手軽に公開
形態解析のプログラムは軽量なjavaScriptソフト TinySegmenter を利用するのでWebでの公開も比較的簡単に行なえます。
今回はチャット部分をNode.jsのフレームワークexpressを利用し、通信はsocket.ioを利用しました。(個人的にはAjax通信の記述より楽な気がします…)
これをアプリケーションプラットフォームのherokuで公開してみました。
(herokuのアプリアドレスはhttps://
とhttp://
どちらからも利用出来るのを初めて知りました。今回のようモジュールでJavaScriptの読み込みする場合はhttps://
だとSSL認証が必要になるみたいです。サンプルのアドレスはhttp://
を載せています)
まとめ
今回は著名作家の名言を元に文章を再構成してみました。
哲学的な問答と深読みすれば、お悩みの解消に役立つかもしれません。
(BOOK2につづく、かもしれません)