ふと、哲学的な問答をしたくなった…そんな時の為に相棒のBotに人生相談機能を追加してみました。

like Caine from Kung Fu

映画「パルプフィクション」の劇中の一場面です。

サミュエル・L・ジャクソン扮する殺し屋「ジュールス・ウィンフィールド」は稼業から足を洗うことを、ジョン・トラボルタが演じる相棒「ビンセント・ベガ」に宣言します。

ビンセントは強く非難し、足を洗ってどうするんだ。と詰め寄ります。ジュールスは目をそらさずこう答えます。

http://img.youtube.com/vi/Yh-QWKGbm2Q/0.jpg

I’m going to walk the earth… like Caine from Kung Fu
(カンフー映画の主人公の様に大地を彷徨うのさ。)

なんとも痺れる一言です。こんな格好良い台詞を喋れないか考えてみました。

こんな感じ

Raspberry Piに組み込んでいる私の相棒Bot「Samuel L 9000」が人生相談に答えてくれています。

Chromeの音声認識結果をSlackに送信し、Hubotスクリプトを利用して外部APIからアドバイスを取得しています。

APIから取得したアドバイスはSlackに返信するのと同時にRaspberry Pi(Linux)のテキストスピーチを利用して返事を話しています。

Advice Slip

元になるアドバイスはこのサイトから取得しています。

Advice Slip

キーワードに対して含蓄のあるアドバイスを送ってくれます。APIのリファレンスは下記アドレスで公開しています。

Advice Slip JSON API

http://api.adviceslip.com/advice/search/{query} をエンドポイントにしてGET リクエストを送信すると、アドバイスが JSON 形式で返信されます。

Hubotスクリプトとして以下のスクリプトが公開されています。

hubot-scripts/src/scripts/advice.coffee - GitHub

Hubotはこんな風にAPIを利用したスクリプトが数多く公開されているのでとても便利です。

Twitterはじめました

「advice me ○○」で深みのあるアドバイスを返信してくれます。よろしければフォローしてみてください。

herokuの無料プランで運用しているので夜の10時〜朝の6時までは寝ています。

まとめ

アドバイスは英語のみなのですが、よろしければお試しください。

最近思うのですが、音声認識-発話を一人で試すとかなり恥ずかしいのですが、英語だと少し中和される気がします。

参考にさせていただきました

Raspberry Pi Slack bot様々な人生のアドバイスをもらう(advice.coffee) - たぷん日記