先日iOS10リリースに合わせて公開された「Home」アプリを早速試してみました。

IoT関連の製品やサービスは、日常的に使える様になるにはもう少し時間がかかるかな。と思っていましたが、「Home」アプリは実用に耐えられそうに感じました。

まるで日頃使い慣れたアプリを立ち上げる様に家電を制御出来ます。さすがAppleといったところです。

iOSホーム

iOS - ホーム - Apple(日本)

iOS8の頃から利用は出来たようですが、対応している家電も少なく(しかもお高い)実際試してみるには至りませんでした。

最近ではRaspberryPiをはじめとしたシングルボードコンピューターを利用して、手軽に家電を制御することも可能になっています。

先日RaspberryPiに学習リモコンを接続し、家電を制御出来る様になりました。そこで新しい「ホーム」アプリを早速試してみました。

自宅に名前をつけ、アクセサリ(接続する家電)を登録します。

ここではスマート家電として設定したRaspberryPiをアクセサリとして登録します。

市販のスマート家電ではカメラの文字認識を利用してをペアリングするものもある様です。ここは自作のものなので自分で設定したコードを入力します。

ペアリングに成功すればアクセサリとして登録されます。利用する場所の登録を設定することが出来ます。まずはパパの部屋に設定しました。

照明と合わせて赤外線で動くR2D2のおもちゃを登録したので、実行アクセサリとして認識されています。

「ホーム」アプリの面白いところはSiriと連携できるところです。

R2D2のおもちゃ(私の滑舌が悪いのかR2D2と認識してくれないのでドロイドと登録しています)をオンにしてみます。

動きました。

ローカルネットワーク外から操作する。

自宅サーバーを立てる際に一番面倒なのは、DSN設定と合わせてルーターのポートを解放することではないでしょうか?

家電操作を外出先からコントロールしてみようとすると、そこらへんからぐっと敷居が高くなります。

個人的にはホームアプリで一番衝撃を受けたのが外部回線からのリモートアクセスが異常に簡単なところです。

HomeKit 対応アクセサリを iPhone、iPad、および iPod touch で使う - Apple(日本)

なんと。AppleTV(第3世代以降)をiCloudに接続するだけで外出先の4G回線などから自宅のスマート家電にアクセスできる様になります。

??

どういうこと?

確かに管理画面を確認すると、ホームハブとしてAppleTVが認識されています。ありえないほど簡単です。

iOS10ではコントロールセンターにホームが追加されました。

iTunesで音楽を聞くのと同じ操作で自宅の家電を操作することが可能になります。ちょっとこの使い勝手は他では真似できないな、と感じました。

まとめ

こんなことを書いている時にふとネットを見ているとこんなツイートが。

そりゃないよ。。

追記 2016年9月17日

一時的に接続出来なかった様ですが、今日試したら4Gから接続できました。上記ツイートは削除されています。